「青い車」が心中の歌だなんてオーマイガッ

車の中ではラジオを聞いています。今日も車を走らせながらFMを聞いておりました。

ちょうどかかっていたのが眞鍋かをりさんのナントカいう番組で、夏に聴きたくなる男性ボーカルの曲ランキングをしていました(ググれば正確なタイトルと企画名はわかるのでしょうが、やりだすと記事がなかなか進まないからやりません)。

ランキング結果は割愛しますが、どれも、

わかるわかるー。

夏っぽい。

ランキングに上がるのも納得のいい歌揃いです。キマグレンの「LIFE」は、今の自分にだいぶ響きます(今のおまえなんて知らねーよとツッコミたい気持ちはわかります)。

そうそう、一週間前の日曜日に会った友人U子サンが、朝出勤中にゆずのナントカいう歌を応援ソングとして流しているそうで、出勤間際なのに不意にうるうるきてしまったという話をしていました。それで聞かせてもらったんですが、私はうるうるを超えました。情緒不安定なんですかね。調べました。ゆずの「reason」です。

ラジオに話を戻しますと、8位くらいにスピッツの「青い車」が上がりました。

だいぶ久しぶりに聞きましたが一緒に歌えるくらい好きな歌です。青い車、海っていう単語から爽やかな印象があって、夏のドライブに合うと納得しました。イントロから心が弾むもんね。

が、口ずさんでいると、軽やかさだけではない独特の世界観に引き込まれます。草野さんにしか出せない、言葉の選び方、感性、詩です。改めて圧倒されまして、こうして書くに至ります。

するっと軽快に聞くこともできますが、味わうと「どういうこと?」「どういうこと?」と、疑問が出てきます。

同じように感じた人が何か書いてくれていないかと、ネットで検索しました。するとですね、わかったことがあって、これに衝撃を受けたんです。これがショックでブログを一ヶ月ぶりに書くほどになったと言えます。

「青い車」は、心中、死の歌だと思っている人が多い。

ということらしいんです。
本当かどうなのか、自分の周囲とこの歌の解釈を語り合ったことはないのですが、どうも一般的にそういう歌詞だと解釈している人が多いそうです。私、ガツンと衝撃を食らいましたよ。

いやいやいやいや、待ってください。

十代の頃から好きな、カラオケでも歌っていた歌ですよ。意味はよくわからなくても、力をもらっていた歌なんですよ。

それが、一緒に死んで永遠になりましょうみたいな、そんなことを明るめにぼかして歌っているなんて、オーマイガッ。

詩だから、作者がどういう意図で書いたにせよ、作品になった時点でもうそれをどう感じてそう解釈するかは、受けとった個人個人の自由です。だから正解も不正解もないんでしょう。
でも自分はそんなふうには受け取りませんでした。

死ぬことを歌っているにしては難解です。
どういうこと? が止まりません。
永遠の愛、死がテーマなら他に表現があると思います。わざとわかりにくくしているというのでもありません。

「輪廻の果てへ飛び下りよう」ですよ(このフレーズお気に入り!)

これをさらっと歌っているんです。青い車で軽快にドライブかと思ったら、そういうことを言うんです。海にダイブする気なのか。言葉だけを追っていくと、……心中と思われても仕方がない。

心中説がわからないわけではありません。
二人の愛を歌っているにしてはほの寂しさがあります。単純明快に光り輝く恋人たちの歌ではないでしょう。

でもこの歌は、私の解釈では大きな決心と愛の歌ではないかと思うのです。

そう思いたい。

クソみたいな、つまらない、どうしようもない世界というのが前提にあるんだけど、そこを越えた先へ行こうとしている、
終わらすのでなく先へ行こうとしている。
悲嘆してもいませんし失望してもいません。

僕にとっては君がいる部分においてはどこも綺麗で宝物。クソみたいなところもひっくるめて肯定する、愛する、そういう境地へ向かっています。

それは死なないと行けない境地かもしれないのですが、イコール死である必要もないと思います。素敵な世界観なのに、こうして書くと安っぽくなってしまいました。

1994年のアルバムだけど、2002年にリマスター盤が出たそうな。

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