痛い自作小説の保全作業は骨が折れる[ワープロ文書編]

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捨てるに捨てられずにきた自作小説のノートの束。いい加減スッキリしたいのでテキストデータに変えることにしました。ハードディスクなりUSBメモリなりに入れてしまえば場所をとりませんし、見つかるリスクも減少するかと思います。

8月後半から地道に作業を続けていますが、骨が折れます。3段階ほど手順を踏まなくてはなりません。

せっかく訪れてくれた(かもしれない)物書き同志のためにも、忘れっぽい自分のためにも、私が行っている作業手順をこの下に記します。朽ちていくはずだった黒歴史をわざわざ保全しましょう。

ワープロ文書の印刷物を電子データに変える

黒歴史資料のうち、まずはワープロ文書の印刷物からいってみました。かつてワープロで作成し、プリントアウトしたものがあります。400枚くらい。データ自体はワープロとフロッピーの廃棄によりこの世から消滅しています。うち100枚くらいはウギャーとなってシュレッダー直行しました、終了。300枚あまりが保全対象です。

1. スキャナーに取り込み画像データにする

ひたすら一枚ごとにスキャナーをかけます。これで画像データとして出来上がりです。自分のスキャナでは、取り込んだデータは「JPEG」になっています。

2. グーグルドライブで画像データをテキストデータ変換する

手順1 で出来上がったJPEGファイルは画像データなので、画像内の文字を文字として編集できない状態です。手順2 はこの画像内にある文字をテキストデータに変換する作業です。

変換専用のソフトを導入しなくてもグーグルドライブで無料で変換できます。Androidユーザーはもちろんのこと、グーグルアカウントは大抵の人が取得済みかと思いますので、この方法が手っ取り早いかと思います。

グーグルドライブにログインします

グーグルドライブとは下図の赤丸囲みのやつがそうです。自分のアカウントでログインしてください。

yesgoogledrive

グーグルドライブの在処を記した図

データにしたい文書をグーグルドライブにアップロードします

グーグルドライブの画面になったら、画面左上の青色長方形「新規」をクリックし、「ファイルのアップロード」を選びます。

変換したい画像ファイルを指定したらアップロードします。アップロードしたファイルは下図の「このへんに出現」のところに表示されます。

googledrive_uproad

グーグルドライブにファイルをアップロードする方法

画像ファイルをテキストデータに変換します

アップロードできたら、そのファイルを選んでから右クリックをします。「アプリを開く」から「Googleドキュメント」を選んでクリックします。

googledocument_open

グーグルドライブで画像ファイルをテキストデータに変換する手順

アプリを開いていますという表示が出ます。待ち時間があります。数秒で終わる時と何十秒とかかる時がありますので、この間はストレッチなどをして有効活用します。

出来上がったデータを形式を選んでダウンロードします

変換が終わると別のタブで仕上がったデータが表示されます(safari使用)。

仕上がったデータの1枚目には元々のファイル画像が挿入画像として貼り付いているので、それを削除します。

2枚目のテキストだけにしたものが下図。

itai_jisakushousetu

画像データをテキストに変換したらこうなりました

おかしな変換になっているところが多々ありますが、もとがもとですから。ここで修正作業をしていたらきりがないのでこのまま保存してしまいます。

「ファイル」タブから「形式を指定してダウンロード」を選びます。どの形式で保存するか選択肢が出ます。

3.安心な場所で保管します

保存する形式は、MicrosoftのWordを長年使ってきたので、docファイルにして保存していくことにしました。tktでもいいかと思っていたんだけど。例ではどっちも作ってみた。

txt_or_doc

文書を保存するときtxtでもdocでもお好きな方

一旦デスクトップに置いています。

小説が1ページごとにバラバラに300個ある状態なので、この後、タイトルごとに一つにまとめる作業をします。

この辺は省略。

出来上がったデータはしかるべき場所で保管しましょう。このまま保全していくもよし、時が来たら葬るもよし。気が向いた時に気のすむまで加筆修正作業するもよし。

重い紙束はシュレッダーにかけてしまいましょう。スッキリします。

こうしてテキストデータにしたものの、思います。ここに達するまでに早い段階で思います。残してどうなるの、これ。

テキストデータに変換しても痛さは変わらない

おわかりのように、紙をデータに置き換えたところで痛いものは痛いです。やばさ具合は一緒です。どこもお変わりありません。

「これを小説サイトにアップしますか?」

と聞かれたら、

「しません」一択ですよ!

なんで保全したの? って、作業しながら自問自答だよ、本人が一番わけわからんと思ってやっている。こんな骨が折れるだけの作業、他に誰がするの。

まだ汚い手書きのノートが何冊もあるんだけど、あれこそどうするの。変換できそうにないんだけど。できたとして、それでどうすんの。

リメイクしようもどうしようもないのに愛はある

はい、自作小説は手の施しようがない拙い出来です。上図で晒している「聖なる七人」という作品は、小学五、六年の時から三年間くらいかけて書いた長編です。

言うなれば私の根本で代表作です。

根本があれ。

なんちゃってドラクエ。人物と地図は独自設定でも呪文はまんまで平然とドラクエです。「ホイミ」やら「ルーラ」やらを便利に使っています。勇者と魔王はもちろん登場します。掃いて捨てるほどよくあるやつです。

これだけならまだ可愛いんですよ。

手がつけられないほど痛いのはコメディタッチで書き始めたのに中学時代を経たせいで途中から変にシリアスな方向に向かうことです。正義・悪の概念が揺らぎ、戦うことに疑問や苦しみを登場人物が抱え出すことです。このせいで黒歴史度が半端ないレベルに達します。ほんと、これ、あるあるすぎ、

叫びたい。

髪の毛かきむしって、紙引きちぎって、シュレッダーに流し込んで、と大暴れしながらも、保全してしまうのは愛ゆえだ。

第二弾は手書きノートの自作小説保全編です。