捨てるに捨てられずにきた自作小説のノートの束。
いい加減スッキリしたいのでテキストデータに変えることにしました。ハードディスクなりUSBメモリなりに入れてしまえば場所をとりませんし、見つかるリスクも減少するかと思います。
昨年2017年8月後半から9月にかけて、ワープロ文書の印刷物を電子データにする作業を地味に行ないました。
今回はさらに古く手強い手書き文書を電子データにしようと思います。
朽ちていくはずだった黒歴史をわざわざ保全する企画、第二弾!
手書きのノートを電子データに変える
黒歴史資料のうち、断捨離の際いくらか減らしても捨てきれずに保管してしまう手書き小説。
私は昭和生まれ物書きですから、書くといえばノートとシャーペンでした。
こういうわけで押入れ4分の1、言い過ぎました、8分の1を手書き自作小説が占拠しています。結構押入れの場所をとります。ノートが集まると本と同じで重いです。
やはりどうにかしたいです。
読みません。
それでも、
物書きにもタイプがあるようですが、身を削って書いたと言っても過言ではないものを、物書きたるものそんなに簡単に捨てられないのです。
捨てられない。でもスッキリさせたい!
それなら電子データにしてスッキリさせましょう。
よく整理術でも言ってます。思い出の品は写真に収めて処分しましょうって。
1. スキャナーに取り込み画像データにする
ひたすら1ページごとにスキャナーにかけます。スマホで撮影するのでもよし。これで画像データとして出来上がります。
簡単ですが、ノート一冊何ページありますか。途方もない作業量です。
データ容量もとられます。
B5サイズのページ1枚でほぼ1MB。
例のものは、十九か二十歳に書いたものなので、小中学時代のノートより状態がいいです。
ワープロ印刷物と違って手書き物は、筆跡を含めてアートとするなら、容量をとろうが画像データで保存することになります。
メモリーは食いますが、押入れの中は片付きます。
と、言うのは簡単ですが、実は、
スキャナをかけ終わったノートの処分は、私の場合、地道にシュレッダーにかけるので労力を使います。ノート丸ごと束ねて古紙回収にだすなんて恐ろしくてようしません。
2. グーグルドライブで画像データをテキストデータ変換する
手順1 で出来上がったファイルは画像データなので、画像内の文字を文字として編集できない状態です。
筆跡やノートの雰囲気を重要視せず、あくまでも文章のみを保全対象とするならテキストデータにしましょう。容量が小さくなり、断然スッキリします。
手順2 は、出来上がった画像内にある文字をテキストデータに変換する作業です。
このへんの作業の詳細は黒歴史保全第一弾と同じです。
グーグルドライブにアップロードして、ドキュメントで開いて、docファイルに書き出します。
先ほどの例の画像が、こんな文書になりました。
うふう〜、私の字は解読できなかったご様子です。
一番マトモな字で書かれている物ですらこの状態ですから、小学時代のノートは変換不可能だと思います。
手書きノート保全作業では、画像データからのテキストデータ変換はおすすめしません。
ここから修正を加えていくよりは、最初からワードに打ち込んでいった方が断然はやいと思います。
保全する意味
ここまでする意味って、と、自問自答が始まりますが、
それこそ
愛です、愛!
万が一死んだとき、創作物ダンボールを開けれれたら棺桶で寝てる場合ではなくなります。やらねばならないのです。