勢いで申し込んじまった。
福祉住環境コーディネーター検定試験 2級
福祉住環境コーディネーター2級を勢いで受験を申し込んだ人が2ヶ月足らずでやってくる試験にどのように挑み合格する(?)のか、その足取りを記録していきます。ご参考に……?
こちらは2017年11月実施の試験体験記です。
試験1ヶ月半前 右も左も分からない
福祉住環境コーディネーター検定試験2級に申し込む
2017年10月、公共職業訓練の学校に通うことになりました。
公共職業訓練とは、主に雇用保険を受給している求職者が職業訓練によるスキルアップを通じて早期再就職を目指すための制度のこと
私が受講しているのは建築CADを含めた建築リフォーム系のクラスです。建築関連の知識、技術を習得し、住宅関係の営業職やアドバイザーとして就職することを目指します。
10月、受講が始まったものの、ビジネスマナーなどの基礎の講習が最初の1ヶ月間プラスになっているコースなので、最初の1ヶ月間は他のクラスの基礎講習付きの人と一緒に受講しています。
ですので、今のところ、まだ住宅関係のことはひとっつも教わっていません。
自己紹介やらの自己の掘り下げ、コミュニケーション力を培うためと思われるグループワーク、人前での発表といったことをしています。
1ヶ月早送りしたい。10倍速で再生希望。
しかしですね、10倍速ではまずい状況にしてしまいました。
専門分野の講習は始まっていないのですが、半年の訓練内容に関連する資格検定を全部狙うなら、
右も左もわからぬ今から、申し込まねばならない試験があったのです。
それが、
福祉住環境コーディネーター検定試験
でした。
福祉住環境コーディネーター検定試験の主催者:東京商工会議所
勉強するからには在学中のやる気があるうちに試験はクリアしておこうと思ってはいました。でも、もう? だって、自己紹介とかしていただけですよ。
クラスにやる気のある人がいて、早速問題集を購入して来られました。それで私はビビりました。え、もう? まだ何も始まってないよ!
第39回 福祉住環境コーディネーター検定試験
申込登録期間(個人受験)9月12日(火) 10:00 ~ 10月13日(金)18:00
スマホで見て、そのままスマホでタタタと申し込みしました。
……申し込んじまいました。
なんの試験かもほとんどわかっていないのに。
現在10月、試験日は翌月11月です。
しかも試験日の時点においても職業訓練のカリキュラムを見る限り、絶対試験範囲の項目なんてまだ学んでいませんから。
私、建築関係・福祉関係の職場にいたことはない。
ふらっと受けて受かる可能性は限りなく低し。マークシートでの選択回答とはいえ、確率でいえば合格できない。
受験料 2級 6,400円 6,600円(2019年10月〜) 7,700円(2021年)
落ちたくない金額です。
申し込んじまったからにはやるしかない。グダグダ言ってる場合じゃないじゃない。
クラスの人数人と一緒に居残って勉強する。家ではやらないし。そう、さっそく買ってきて手元に今、試験対策本があるけどやりたくないからブログの方の筆が進んで進んで仕方ない。
てけ緒の福祉住環境コーディネーター試験への道は始まったばかり。
テキスト兼問題集を手に入れる
漫然と過ごしているだけでは落ちに行くようなものです。
受験料 2級 6,480円(2017年) → 6,600円 → 7700円(2021年)
落ちたくない金額です(2回目)。そして下図のテキストを購入したわけです。私の場合は2017年受験ですから「16-17年版」ですが。
楽天ブックスのレビューにこの一冊で合格できましたって書いている人がいたんだ。(この方、学習期間3ヶ月とも書いてらっしゃいましたが……)
届いた本をペラペラとめくってみて、閉じただけの入手日。
上述「福祉住環境コーディネーター検定試験2級に申し込む」を猛烈に書いて終わりました。
明日こそは勉強するぞ。
試験1ヶ月余り前 勉強してもすぐ忘れる
勉強にとりかかる
今日こそはやるぞ。今日こそは。
午前が過ぎ、お昼が過ぎ、夕方が過ぎ、夕ごはんも終わり。
晩になって観念して着手しました。
この本は章ごとの末尾に確認の○×問題があります。
第一章の確認問題からやってみました。7ページある○×問題(16-17年版)。
○か×かだけなので、問題文に出てくる単語が全然わからなくても答えられます。
答え合わせをすると正答率は3/4でした。
お、なんとかなるんじゃなーい? と、いい気になりましたがそんな簡単に済めば苦労はない。勘ですから、どこが合っていてどこが間違っているかの確かな知識は一つもありません。この作業は第一章がどんな内容なのかを大まかにつかむことを目的としました。
次にテキストの内容に目を通していきます。
第一章でイライラする
第一章から第六章まである中の、まず第一章。その内容とは、
第一章 「高齢者や障害者を取り巻く社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義」
福祉住環境コーディネーター検定試験とは何なのかというと、福祉系のそんな試験なのです。
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し、できるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を身に付け、各種の専門家と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。
https://www.kentei.org/fukushi/miryoku.html
介護保険制度の概要や住宅施策までを読んで、自分なりにノートに書いてまとめました。
その翌日、本を開きませんでした。
そしてその翌日、学校で放課後に受験勉強のために仲間と居残りました。
進まねー。
もっっちゃもちゃおもしろくねーよう!
介護保険法の改正やら障害者基本法やら施策やら、つらつらつらつら、どうでもえーわい!
2日勉強やっただけで、すでに燃え尽きた。
読んでも記憶できずに読み返して、それでも暗記できない。声に出して読んでみたら発声に意識が向いて暗記できない。
もうえーわ、覚えても忘れる。
たった2日前にせっせとノートに書いたことももう忘れたくらいなのだ。こんな記憶力で同じところをじっくりやってる余裕はないのだ。どんなことが書いてあった程度のことを把握したら、とにかく先に進むべし。
他の子がわからなくて悩んでいる部分、あーだこーだと議論しているが、わかってなさ過ぎて全く入っていけませんでして、レベルの違いを知った……というのが収穫と言えば収穫でした。
てけ緒の福祉住環境コーディネーター試験への道は嫌々ながら続く。
第四章まで学習完了
数日後、なんだかんだで第四章「相談援助の考え方と福祉住環境整備の進め方」まで終えました。下記の参考書(16-17年版)162ページまで終えました。
本を閉じて確認してみると、半分を少し越えたところです。気持ちが少し安らぎました。とにかく半分だけでも学習したと言える誇らしさも出てきました。
四章までの単語や数字、年代、多くのことがすでに脳みそから大方抜け落ちています。そもそも覚えていません。
問題を解いたりクイズを出してもらったりしても答えられない状態です。
でもそこで、「あー、そういえば昨日やったな、何だったっけ?」とは思えます。これが、わからないなりに読み進めてきた成果。
この状態で答えを教えてもらうと覚えられます。「そうだった、言われてみればそう書いてあった!」となります。
残念なことにこうしてやっと覚えたことも、また忘れます。繰り返し思い出さないと記憶は定着しないのです(第2章の記憶の仕組みのところでそう学んだ)。
よほど頭がいい人でないと一発暗記はムリ。だから普通の頭の人は覚えようとして焦らないこと。
とにかく先に読み進めるべし!
次から第五章「福祉住環境整備の基本技術と実践に伴う知識」です。家の設備面がメインの章です。おもしろそうな章なので気が楽。
てけ緒の福祉住環境コーディネーター試験への道は続く。
試験1ヶ月前 試験範囲のおおよそを知る
テキスト兼問題集を読了
試験まで1ヶ月となったものの、2日連続テキストを開かずに過ごしました。
やりたくないけど心に引っかかるものを感じながらも過ごしていました。やりたくないのも本音ですが、どうにも落ち着かないのも本当で、深夜にとうとう奮起。
最後の実践問題をやりました。答え合わせをして解説を読んで。
やったー! 終わった!
試験1ヶ月前にテキストを終わらせる目標をやり遂げたことを誇りに思います(大げさ)。いや〜、頑張ったなあ。
働いていないので時間はありますが、勉強できるかどうかはまた別の問題なのです。勉強が好き(?)でも興味の持てない分野を取り組むのはきついです。勉強しても1日1時間が自分の場合は限度。それ以上は集中力が切れて、イライラして進みません。気分が乗った時でも3時間が限界。そんな感じでしたが1冊終わらせることができました。
検定試験の概要
試験時間:2時間
ぶっ通し2時間。
合格基準:100点満点中70点以上で合格
マークシート方式なのでわからない問題もマークを埋めればまぐれで当たるかも。
マークのズレは致命傷になるので、合間合間でズレてないか確認。
難易度
本屋さんで資格試験のコーナーをうろうろするとわかりますが、この「福祉住環境コーディネーター」は名だたる福祉系資格「介護福祉士」「社会福祉士」「ケアマネージャー」などなどに比べたらテキストの厚さが薄い種類も少ない、コーナーの一隅で扱われているのみです。
よって難易度は易しめで認知度も低いと思われます。
そうは言うけど勉強しないと合格はムリだは。その業界にいる人なら勉強しなくてもそこそこいけそうですけど、いない人は勉強必要。
半月で一通り勉強し終えたもののテキストで覚えている内容は全体の半分くらい、でしょうか。
数字の部分はほぼ暗記できておりません。最後の6章は最近学習したところなのでまだ覚えていることも多いですが、1章の問題を見てみると、なんか、そういえばやったなあとは思うものと、そんなの習いましたか? と思うものもありますよ。
えーと、データを見るに合格率は50% くらい(〜2017年)。難しい回は30%台です。
次からは、1章から見直しつつ過去問を解いていく計画です。過去問集を買うべきと本屋さんに行ったのに、結局買いませんでした。
↑この本(私の場合は16-17年版)一冊で合格したってレビューに書いてあったんだ、なんとかなるのだろう!
試験1ヶ月前〜本番
過去問を解く
結局、パソコンの前に来るとネットサーフィンを始めてしまうので、ネット上にある過去問もひとつもやりませんでした。
またテキストをはじめから読み返し、後ろの確認問題を解いています。1回目よりも正答率アップ。あれこれ手を出すよりこのテキストだけで大丈夫、なんじゃじゃないかな?
私には同じ試験を受ける同志がすぐそこにいて過去問集を持っているので、模擬試験として第34回の過去問を本番さながら2時間の時間をとってやってみました。
2時間って長いよなあと思って開始しましたが、けっこう問題文を読むのに時間がかかり、思っていたよりサクサク進められないので時間経過を見て前半焦りました。
「後半メンドイのが来たらヤバイ、タイムオーバー有り得るんちゃう!?」
本当の試験ではないのでデカイ独り言を言いながらやりました。おんなじことを言ってる人もいましたし、どんどん先に進んでいる人もいました。
前から順番に解いていく人は余裕をもって50分以内に半分(第5問まで)を終わらせたいです。私ははやい方ではありませんが、結局それでも時間は余ったので、それほど練習しなくても大丈夫そうです。
得意なところから解いていく人はペース配分を掴むために一度模擬をしておいたほうが安心だと思います。
第34回は合格率7割の易しめだった問題です。てけ緒、95点。合格間違いなし! テキスト1冊だけでここまでやれました。あのレビューは本当のことなんだと思う!
このコーナーは合格を目指していますので、気分いいけど気を緩めることなく、本番前に難しめの過去問にも挑戦します。
試験日(11月26日)まで一週間を切った
受験票が届かない 11月20日
本日月曜日。6日後の次の日曜日が試験日なのですが、受験票が届いていません。そんなもんかと思っていましたが、同志に確認するとこの1、2日前に届いているとのことで焦りました。
家に帰って郵便受けを確認するも、今日も届いていませんでした。
申し込んだ後に受験の振込用紙は送られてきたので申し込み時に住所を間違えたってことはないと思うのです。振込用紙と一緒に入っていた案内書にいついつまでに受験票が届かないようならいつまでに連絡してくださいと書いてあった覚えがあるので確認しようと思ったのですが、
家捜しするも、それも見つからず。
捨てたのかな?
不要と判断したらすぐに捨てる生活も考えものですね。すぐ捨てるのがダメなのではなく、判断ミスなのかも。判断ミスか。うえーん。
でもネットで調べたらすぐに解決。公式ページに案内があります。
受験票が届いていない人は、「◯日、◯日の間に電話連絡」とのことで、電話しました。
記録ではハガキで受験票は郵送してくれているそうですが届いていないので、(捨てたってことはないと思います、さすがに。どこかに紛れてしまったのかな)今度は封書で送ってくれるとのことでした。それでも届かなかったら金曜日に連絡。
もし受験票が届かなかったとしても受験はできるので安心してとのこと。
電話して安心しました。
受験料を払い込んでせっかく勉強したのに受験できませんでした、なんて、不合格よりガックリするかもしれませんね。
受験票が届いた 11月22日
夕方家に帰ったら東京商工会議所からハガキが届いていました。→マークのところをめりめりっとはがすと受験票でした。
届いてよかった。
再送は封書って聞いたけど。まあいっか。
受験票が届いた2 11月24日
夕方家に帰ったら東京商工会議所から白い封書が届いていました。開封して中の紙を取り出し広げると受験票でした。
おんなじことを書いてある。
こっちが再送してくれたほうだな。
1回目の受験票ハガキ、どこかで迷子になっていたんでしょうね。なにはともあれ無事でよかった。
試験本番!! 11月26日
やってきました、試験当日です。会場は県内、それも車で30分もあれば着く距離で、二級は午後から、というわけで朝からゆっくりできました。
勉強もできると思っていましたが、予定よりも時間がとれなかったのは想定内。違うことしちゃうんだ。それでも第五章をぱぱっと見直してから出発。
会場の雰囲気
余裕をもって出たので集合時間13:30の45分前には会場の駐車場にいました。
車内でテキストを見返している人も、会場の席で勉強をしている人もすでに十人以上いました。
座席表を見るに60人くらいはいます。
時間が迫るにつれ席が埋まります。男女比も半々、年代も広いです。福祉系の専門学校生なのか、顔見知り同士らしい若者たちが多くいました。
持ち物
とくに受付もなく、受験番号と一致する席に座って始まりを待ちます。
受験票と身分証明書を机に置いておかなきゃなりませんでした。
受験票に書いてある持ち物をちゃんと読んでいなくて「身分証明書!?」と一瞬焦りましたが運転免許所が財布に入っていたので助かりました。
もし忘れていても試験前に申し出ていれば大丈夫そうです。
試験開始 第39回福祉住環境コーディネーター検定試験2級
時間になりました。埋まっていない席もちらほら。決まった物以外を仕舞うように指示があります。
試験って感じ!
マークの仕方などの説明があってから、解答用紙と問題用紙が配られ試験開始。
13:42。
問題の冊子をめくって第一問。やってやるぞーー!
第一問の一問目「ア」。最も適切なものを選ぶ四択問題。①を読む。? わからん ②を読む。これは違う、と思う。③を読む。これも違う、かな。④を読む。ははあ、これは合ってるよね? うーん。でも何かひっかかる。①がまともなことを言っている感じだけどわからん。④か? わからん。②も③も自信をもって違うとは言い切れない。①か? いや④だろ。でも①でもいいんじゃないの。だとすると④はどこが間違っているのか。わからん。
は、10分以上経ってる!? 第一問の一問目で!
思い切り出鼻をくじかれました。こんな予定ではない。えいと④にマークして次の「イ」、これはいけた。
「ウ」、あー、これ、前日にワアワア議論したやつや!(c)がいつぞやの過去問にもあって「加齢に起因する16種類の特定疾患」の部分の「加齢に起因する」がおかしいと言いまくっていました。結局この文言は納得いかないながら〇だったはず。
「エ」、ハア? 知らんし!
そんなん知らんしと心の中で言いまくって前の時計を見て焦る。まだ第一問で20分経過!? こんなはずではない。
おかしい。
となりの人が用紙にマークする時の、芯を豪快に高速で動かす音がでかい。
第二問をしているところで30分経過の合図。
30分経過したら退室が認められる
その旨の案内がされ、そそくさと席を立つ人が出現。
ええ!? 人がまだ第二問をしているのに?
会場が上からの暖房で温かく、なんか頭がぽわーっとする。
第三問、第四問、
なんなの、なんなの。言いながらも第五問。かなり予想外に時間を食ったがなんとか第五問まで来たと一安心しようと思ったら、
第五問が!
さらに追い打ちをかけてくるやん!
脊髄損傷のAさんの事例、まず「損傷レベルはT8」。それ、どこらへんでしたか? 頸椎ではないこと、胸椎の下のほうか? キチンとおぼえていないことをさらっと思い知らせてくる。
しかも、このAさん、要望を主張するやんけ。
今までの過去問の第五問と違います。過去問の問題集を自分は持っていませんが、同志と一緒に3回分ほど解いたのです。模擬試験問題も解いたのです。だからこそ、びっくりしました。
このAさん! 主張するやんけ!
勘弁して下さいよ。ここまでの問題で十分にてこずったんですよ。おとなしくしててください。
事例なんて読んでも読まなくても影響ないくらい、第五問の問題は解けるものでした。事例を書いてある意味があまりなかった。障害を持つ人がだれでどんな家族構成であろうとどうでもいい情報でした。家の平面図兼配置図も書いてあるけど、それ要る? って思うくらいほぼ見なくても解けました。
それが、第39回試験、めちゃくちゃ平面図見たよね!? Aさんの家族を含めて考える必要があったよね!?
なんだこれ。
ここで一時間以上が経ってるって、どういうことなの。
うわー、焦る。頼むから、A、だまれ。
こっちはこのあと第10問まであるんだから!
第6問の「オ」、不適切なものの個数を選ぶの、(a)から(d)の全部を理解していないと答えられないから厳しいなと思ったんですよ、そしたら第8問の「ウ」ね、また同じパターンで適切なものの個数を答えろと来ましたよ。このパターンで二問も出してくるなんて厳しいじゃない!
第9問と第10問をスピード上げてやって、終了時間15:42のおよそ15分前に最後の問題を解き終わりました。
もう頭が膜がかかったみたいにぼーっとする。心臓が上ずっている感じ。やり直したところでわからんものはわからんし、やり直す気力がない。
マークミスをしていないかは二回確認して、個数を答える問題のところでミスっていることに気づいたので訂正しました。個数とマークの番号が一致していないので、これ多いミスじゃないでしょうか。3個と答えたくて③にマークしていましたが、3個ならマークする番号は④だったんです。といっても解答速報を見たらマークミスしたままだったほうが正解だったんですけどね、ハハハ。
きっちり2時間で試験終了
15:42。終了。
解答用紙が回収されていきました。
頭まっしろ。燃え尽きた。後ろの席に同志がいたので言うた。
「難しすぎんの?」
「難しすぎ」
その顔、疲労困憊。
仲間で集まった。その全員の顔。
疲労困憊。体力0。
食欲ないと言いながら店に入ってハンバーガー買って、食べながら反省会というか言いたいこといいまくる会。
勉強期間は短かったけど、一応一通り範囲に目を通し、過去問にも挑戦した我々です。だから、隅から隅まできっちり覚えていなくてもうろ覚えで臨んでも大丈夫な試験だと、自信をもったわけです! 根拠のない自信ではなく、過去問を解いて傾向を掴んだうえで確信した合格。合格できる気でいました。気楽でした。楽勝と思いました。そのはずが。
難しかったやんか!!
第一問目にして鼻をへし折られる。思ってたのと違う感、してやられた感がすごい。
「なんとなくの知識で合格できると思うなよ。理解していない奴はふるい落とすよ。」
おもいきりそう言われた気がする、この「第39回 福祉住環境コーディネーター検定試験2級」
ユーキャンの解答速報で自己採点をして帰りました。今日はものすごい疲れました。なんとなくうわの空で、なんだか事故りそう。
受験された人、本当にお疲れさまでした!
試験から1ヶ月余り後
結果が届いた 2018年1月9日
本日郵便受けに東京商工会議所からの封書が届きました。
試験から一か月以上経つとさすがに忘れかけていました。
試験結果の発表です。
88点で無事合格でした。自己採点どおりの得点でした。
合格証は紙ではなくカードでした。イマドキですね。
合格率51.9% だとは、そんなアホな。解いているときは合格率30%台の感覚でしたよ、解いた過去問と比べて最強に難しいと思ったんだけどなあ???
51.9%、易しめの回だったってことになりますよね? そんなアホな。
本番だったからかなあ? やっぱり本番となるといつもと勝手が違うんだわー。
- 2021年46回合格率 85.6%(!すごい)
- 2020年度合格率 46.8%
- 2019年度合格率 37.7%
結論 1ヶ月半でも勉強すれば合格できる
私が買ったテキスト『16-17年版 福祉住環境コーディネーター(R)2級短期合格テキスト』一冊をきちっと読んで問題も全て解けば勉強期間1ヶ月半で、福祉住環境コーディネーター2級は十分合格可能でした。レビューは本当でした!
合格を確実にし自信を持って試験に臨みたいなら過去問を解くことをお勧めします。3回分すれば落ちる気がしないことでしょう。
さらに自分を追い込む企画第2弾
テキストをノートに書き写す作業は不要! やった気になれるだけ。時間の無駄。