ゆるゆると信貴山断食道場体験記ー三日目

ぶらり旅

断食道場に入って三日目。断食メニューになって二日目です。2017年12月31日、大晦日の様子でございます。

断食道場での断食 2日目

7:00 起床

未明に目が覚めて気分が悪く、楽になるかと思って吐きに行こうかと考えますが何も出るわけないわと思い、しかも寒いので踏ん切りがつかずにごろごろし続けました。

これからやってくる一日を思うと気分の悪さが増します。

梅番茶いらない、出汁カタクリも欲しくない。吐き気がする。梨が食べたい。リンゴが食べたい。

ぐるぐるループ。

朝になるころ寝ました。

7時起床。

何があるわけでもないのでグズグズします。

寝付く前に延々繰り返したことをまた思います。8時の番茶が全然楽しみじゃない。渋いし辛いし。

8:00 お茶の時間

そう言いながら、8時が来てお茶の用意ができましたと放送が入ると部屋を出ました。

今日は梅干しの実を千切って二切れ食べて、番茶は番茶だけで飲みました。

番茶が渋味を感じて好きじゃありません。
梅干しについては、しょっぱすっぱい。

「欲しいのはコレジャナイ」感。

ほうじ茶が飲みたい。ほっこりしたい。

静座室は昨日はいなかった新入りさんが増えていて、日ごと私の気分は下降していくのですが、日ごと道場は賑やかになっています。

新入りさんの中の一人はリピーターさんでした。

彼女は最終日には近くの古民家カフェでチーズケーキを食べて帰るのが楽しみなんだそう。

その話に食いつく私たち。
食べても大丈夫なの? どこにあるの?

彼女の場合は断食明けに、いきなりコーヒーもチーズケーキも問題なくいけるそうです。
最初は恐々食べたが、一度やってみて気分が悪くなることも体調を崩すこともなかったので、大丈夫とわかったとのこと。
毎回断食日数が少ないからかもしれないともおっしゃっていました。

断食明けにドカ食いをするのはもってのほかで、軽いものから、和食中心で徐々に通常の食事に戻していくべきだというのはわかっています。いきなり焼肉に行っちゃう人もいるようですが、明らかに体に悪そうでそれは怖いです。

私の場合は肉を食べたいとはまだなっていません。
しかし焼肉は無理でもチーズケーキなら食べられそうな気がする不思議。コーヒーは欲しくないけどカフェラテは飲みたい不思議。

昨日「法隆寺に行く」と言っていたおねえさんがやってきました。

すこし顔がやつれた気がするのだけど無事にお茶に来てるから安心しました。
昨日の放送講演を聞いてから出発していたら戻って来られないんじゃないかと思ったものですから。

聞けば、昨日は朝食後すぐに出発されて、放送は聞いていなかったということでした。
行きは徒歩で2時間以上かかったけど辿り着いたそうです。
断食を始めたばかりの今やっておかないとできなくなると思って、昨日行ってきたと言います。足がガクガクして力が入らない、また行くのは無理、昨日行ってよかったと言います。
帰りは王寺からバスで戻ってきたそうです。

昨日の時点で、彼女は断食二日目のはずです。つまり、今日の私と同じ状態です。
でも私はもうすでに力が湧いて来ない状態で、法隆寺に歩いて行くのはとてもできそうにありません。昨日ならまだ行けたかもしれませんが……。すごいなあと思いました。

10:00 柚子の香る味噌汁

具のない味噌汁のお時間。いい匂い。

汁が柚子風味で癒しになりました。柚子の皮が一欠片だけ入っていました。柚子の皮をいつまでも前歯で噛んでいました。

友人がみかんが食べたいと言いました。私は梨とリンゴが食べたいと言いました。でもみかんと聞くと、みかんもいいなと思いました。

散歩 古民家カフェ「てぬき庵」

お茶の時間に聞いたカフェを確かめることにしました。場所を聞くと、昨日の散歩の時に前を通っています。

昨日も通った道を歩きます。

信貴山観光iセンターの前で立ち止まりました。

kaiunbashi
右方向に行けば開運橋。「開運バンジー」なるバンジージャンプができるようです

センター前に貼ってある軽食メニューを見てあれがいいこれがいいと言います。中の様子を見るとお土産物のお菓子が並んでいるようです。

自動販売機の前でも足を止めて、あれを飲もうかな、これを飲もうかなと言います。外国人の人がその自動販売機のコーンスープ缶を指してエキサイトしていました。

仁王門を潜りました。

あ、あった。

民家の二階に「coffee」とのぼりが出ているのを発見しました。

目立つ色調ではありません。民家です。めちゃくちゃカフェ感を出しているわけではないので、手前の地蔵群と隣のラーメン屋「アベノ日本一」の方に目を取られて見落としたのだとわかりました。

来たところでお金を持っていないので、また、何を食べるか想像するだけ想像しました。
しかも開いてないみたい。
開店前かな。開いていたとしてもお金を持っていないから入れない。ただ来てみました、というだけの話。

今日は昨日より倍以上に人通りが多くなっています。

ラーメン屋さん「アベノ日本一」は開いていないので休みかなと思いましたが、そうではなく開店時間の案内をしてありました。
ははあ、今日は大晦日なのです。
ここ一帯はお寺だらけです。新年のお参りのために今夜から多くの人がこの参道を通るのでしょう。ラーメンを年越しそばにする人もいそうです。

断食明けにラーメンは、うーむ、キツい気がします。でも、蕎麦! 蕎麦は絶対おいしい気がします。

食べることを想像してばかりの散歩ですが、お金がないのではじめから諦めがついているのか、食べられないことについては苦しくはありません。
ただ元気は湧かないし、体力が落ちているのか坂道を歩けば動悸がするしで疲れます。帰りました。

体操に参加し損ねる

帰ってきて洗面所で手洗い、うがいをしていると隣の部屋のおねえさんがやってきました。
散歩に出ていたと話をすると、おねえさんが言いました。

「ああ、それで体操に来られてなかったんですね」

なにい? 体操だと?

日課表では体操は15:00(一日おき)となっています。

今日が体操のある日だとはわかっていましたが15時のつもりでいました。
それが10:40くらいだったか、10:50から体操だという放送が入ったそうです。私は朝食後すぐに散歩に出たので知りようがありませんでした。

そういえば、一昨日ここにきた時も体操は午前中にしていましたし、昨日の講演も午前にありました。
ここのところはイベントは午前に行うことが多いのかもしれません。

そうだ、日課表どおりに行われないことはわかっていたではないか。

部屋に戻ってこのことを友人に伝えると「エーー?」と、残念がりました。私以上にエネルギーが枯渇してそうなのに体操をしたかったようです。

一日おきだから明日はないし明後日には私たちは帰るので、ついぞ体操を体験することなく退場することが決定しました。それもおねえさんと話をしていなければ体操があったことすら知らないまま過ごしていくところでした。
それも仕方ありません、運命と思って諦めましょう。

これで夕食まで今日はもうなあんにもすることがないという事態になりました。何の問題もないけど楽しみもないという。

16:00 出汁カタクリ

ひたすらテレビを見ている午後。テレビの中は大晦日やなとしみじみ思います。

それにしても、昨日は美味しかったはずの夕食のカタクリ汁を想像すると今から欲しくない気持ちがむっちゃします。

未明に目覚めた時点で気づいたことは、すでにいつの拍子にか「こんなのは欲しくない」スイッチが起動していて、許容範囲超えの警告を体が発していることです。こんな状態で出されたら今度は吐くかも。

と言いながら、まあ、食べましたね。

写真は撮り忘れましたが昨日の写真のものと同じです。

食べたけど、もうムリ、もう要らない。

今日で断食が終わる、明日はこれを食べなくて済む、明日は別のものが食べられる。そう思えたから頑張れた。
あともう一日でもこのメニューが続いていたら私は逃げ出します。

また言いますが梨とリンゴが食べたいです。

皮を剥くのも切るのも面倒で、いつもは食べようと思わない果物が無性に食べたいです。コンビニのグリーンスムージーが飲みたいです。体がビタミンCを摂りたがっています。

17:20 入浴

今回の入浴は男性の方が先に入って、女性が後で時間も長めでした。女性の方が多いからなのでしょう。

頭を洗うと冷えるのでお湯に浸かるだけにしました。

もっと湯を熱くして浸かっていたい気持ちはありましたが、初日にのぼせたこともあって体力がない今は注意して短めで上がりました。それでも温まりました。お部屋のひやっとした畳に腰を下ろしても平気です。お風呂はすごいです。

にしても、

部屋に入ると出汁カタクリのにおいがするのにはゲンナリします。

布団にもそんなにおいが染み付いていて気持ちが悪い。友人共々匂いも受け付けられなくなっていました。
誰かが体験記でファブリーズを持ってきたらよかったと書いてあった意味がわかります。

ラベンダーの精油を持ってきていたので、カップに洗面所の湯を注ぎ、そこに精油を数滴垂らしました。
ラベンダーの芳香がして、すこしだけ気持ちが和らぎました。

このように此度もラベンダーの精油は頼りになりました

明日の着替えは布団の中の電気あんかで夜中温める大作戦。

昨夜干した洗濯物が全然乾いていないのでドライヤーの温風を当てていきました。
必要なものを取り込み、明日着るものは布団の中へ。
部屋の壁から服が消えたことですこーしだけ視界が開けました。
まだ着ないものはそのまま干し続けます。

それから「笑ってはいけない」と「紅白」とを見て過ごしました。

年越し蕎麦……サプライズで出たり、しませんでした。

こんなひもじい大晦日は初めてです。一欠片も旅行気分は不要です。来年はこうではない。そう思えば貴重な体験だと、思えるような思えないような。

21:00 紅白の途中ですが就寝

誰も見回りに来ないので音を小さくして起きていることもできますが、21時になると就寝しました。

ちょうど紅白も前半が終わったところでニュースに入ったのですんなり電源を切れました。

バブリーダンスを見ることができてよかったです。安室ちゃんが見られないことはすこし心残りです。ゆく年くる年を見るのも毎年の恒例行事なので、それを見ないこともすこし残念です。

こうして私は2017年を終えたのでした。

新年あけましたらもっと元気がない「断食道場 四日目」に続きます。

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