こちらは、「2ヶ月で建築CAD検定試験合格を目指す」の補足記事です。
これまでご質問をいただくこともあった建築CAD2級の検定試験当日に関する詳細です。先の記事が長過ぎるため、別記事にしました。
ただし、第71回2018年1月受験の内容ですので現在とは違っている可能性があります。
また、こちらは職業訓練校での団体受験です。一般受験の場合は条件が異なる可能性があります。
遅刻について
受付時間は開始時刻の30分前からです。
遅刻は試験開始30分以内であれば認められます。
認められますが、遅れた分を延長してくれることはありません。終了時刻はみんなと一緒です。
自分は3時間で作図できるからと言って、2時間遅れて試験会場に行ったとしたら? 間に合うかって言ったら、悲しい哉、手遅れです。
座席について
いつも学校の、お気に入りのパソコンを使っていたとしても、当日そこになるかはわかりません。
座席は当日までわかりません。
持ち物について
受験票に記載されてあるのは、以下の5点です。
受験票、電卓、スケール、筆記用具、CADのテキスト持ち込み可
問題集やマニュアルなど、紙媒体のものは持ち込み可能です。どっさり持ち込んで大丈夫です。でも、必要な物だけをスッキリまとめていったほうが作業が捗ります。
電子データは持ち込めません。
したがって、普段保存に使用している私物のUSBメモリなどの記憶媒体は使用不可です。試験当日の保存用のUSBメモリーは当日配布されます。配布されるUSBに設定用テンプレートも入っています。
飲み物と昼食について
蓋付きの飲み物(ペットボトルや水筒)は机上においてもOKで、試験中に飲めます。
昼食をとる場合は作業を中断して、教室外で食べることになります。その間に試験時間がストップされることはありませんので、食事は余裕がある人のみの特権と言えます。
私が受けた試験では、食事に出る人はいませんでした。トイレにすら行かない人が多かったです。
禁止事項
携帯電話の電源は切ります。うっかり電話に出たり、SNSで実況したりしないでください。
印刷行為は禁止です。まちがっても印刷ボタンを押さないでください。
失格になります笑。
試験当日の流れ
私の受けた試験の流れです。
試験当日をシミュレートしておけば、少しは不安が和らぐかもしれませんよ。
試験時間: 10:00 〜 15:00
〜9:45 | 教室に集合 前のボードに書かれてある座席表と受験番号の一致する席に着く |
〜10:00 | 問題用紙・USBメモリが配布される 問題用紙に受験番号と氏名を記入する USBメモリが起動するか確認する CADのソフトを起動させておく |
10:00 | 「はじめ」の合図で問題用紙を開ける |
10:00〜 | USBメモリから試験用テンプレートを読み込む 作図する 休憩に行くときは、手をあげて試験官に知らせて許可をとる |
〜15:00 | 随時データを保存しつつ、最終15:00になる前に保存を完了させる (試験終了時刻を超えて保存されたデータは無効) 途中退出できるので、帰りたければ手をあげて試験官に知らせる |
15:00 | 試験終了 問題用紙とUSBメモリを机上に置いて教室を退出する |
試験は長丁場です。前日から体調をととのえて準備万端にして挑んでくださいね。